Project

Public Health
内閣官房主催
トイレ大賞で紹介!
公共トイレの一つであるオストメイト対応トイレの情報をデータベース化し、スマホアプリを通して情報配信します。これにより、内部障害者であるオストメイトの外出を支援し、個々のQOL向上を目指します。また、蓄積されたビッグデータを統計的に解析することで、理想的なトイレのあり方を提案します。
Ostomate×IT
全国各地30紙近くの新聞で掲載!
がんなどの病気や事故が原因で人工の排泄口を造設したオストメイトは、排泄に関する悩みや課題を抱えています。近年急速に進んできているITを活用することで、これらの課題に向き合います。オストメイトと医療者という2人の共同代表が、全国20万人を超えるオストメイトとその家族に向けた新たな仕組みを提案します。
Non profit
クラウドファンディングで目標達成!
日本マイクロソフト社を会場に行われたアプリ開発イベントでの発表を経て、2014年に賞を取得しました。その後、(株) READY FORが行うクラウドファンディングにて僅か2週間足らずで100万円の支援が集まりました。また、NPO法人として多くの個人・企業・団体様からご支援と応援の声が届いています。

関口 陽介
Yousuke Sekiguchi
オストメイトなび共同代表
オストメイト仲間と話していると、トイレの問題は大きな課題のひとつになっていると感じています。私もオストメイト(コロストミー+ウロストミー×2の3つのストーマを保有)になって6年半が経ちましたが、いまだに排泄コントロールに苦労しています。外出中に急にパウチの中身がいっぱいになっても大丈夫なように、日常的に行くところでは、トイレの場所を常に頭に入れています。しかし、普段はあまり行かないところや、初めて行くところのトイレの情報を事前に入手することはなかなかできません。また、実際にその場で見つけることも簡単ではありません。そうした情報を提供してくれる「オストメイトなび」は、外出時の不安を軽減するための、とても有用なアプリだと思っています。このアプリを通じて、私たちオストメイトがもっと外出旅行をしやすくなること、そして、オストメイトの認知度向上とトイレ環境の整備につながっていくことを願っています。それが、ゆくゆくは障害をもった人たちにとっても優しい社会の実現につながるのではないでしょうか。私もひとりのオストメイトとして、できる限りこの活動をムーブメントにするべく行動していきたいと思います。
About
<所属>
NPO法人エムアクト 理事
日本オストミー協会 20/40フォーカスグループ メンバー
若年性がん患者団体STAND UP メンバー
大手検査機器メーカー勤務
お気軽にご連絡ください
Menber


ともに
考える
患者サポートのあり方
オストメイトとは?
オストメイトとは、大腸がんや膀胱がんなどの病気のために、人工肛門や人工膀胱などのストーマ(排泄孔)を持つことになった患者さんのことを指し、その人口は20万人を超えると言われています。実に東京都渋谷区の総人口(2015年2月1日付)に匹敵します。更に、ストーマ造設の原因を考えると、大腸がんや膀胱がん、炎症性の腸疾患など、現代の日本人にとって、誰もが成りえる病気でもあり、実際にその人口も年々増加の一途を辿っています。
つまり、オストメイトが抱える悩みは、もはや他人ごとではないと言えるのではないでしょうか。
<オストメイトについて>
講演者:
日本オストミー協会神奈川支部 事務局長 須田 紗代子 氏
URL :
動画提供元:(公財)交通エコロジー・モビリティ財団
(http://www.bfed.jp/junior/index.html)
ともに
目指す
新しい社会と安心の環境

このプロジェクトが目指すもの
<プロジェクトの目的>
マクロ : 社会に対して
●オストメイトの社会的認知度の向上
●オストメイト用多機能トイレの重要性を伝える
●医療機関、患者、企業、自治体(政府)の繋がりを強固にする
●2020年パラリンピックを視野に、日本のバリアフリーの新たな取り組みとして、世界の仲間達に発信する
ミクロ : 個人に対して
●オストメイトのQOL(生活の質)向上


<プロジェクト推進メンバー>
このプロジェクトでは、様々な団体と協力して行っております。また、今後の活動には、更なる協力体制の構築が不可欠です。このプロジェクトの主旨にご賛同いただける個人様、団体様は、是非ご連絡ください。


ともに
取組む
未来の仕組みづくり
ご協力いただける個人・団体様を随時募集しております



最寄りのオストメイト対応トイレはどこ?
オストメイト(人工膀胱保有者、人工肛門保有者)にとって、トイレは非常に重要な施設の一つです。ある調査では、オストメイトの約7割が外出時に不安を覚えたことがあるとの報告があります。そして、その解決策の一つとして、オストメイト対応トイレの設置が叫ばれています。しかしながら、オストメイト対応トイレの数は未だ十分ではなく、設置されていてもその機能が不十分なことが少なくありません。そのため、その設置場所と設置機能を把握することは、オストメイトにとって重要です。しかしながら、その設置場所と設置機能を把握することは簡単なことではないのです。特に、遠方の土地や初めて訪れる場所ではその問題は顕著で、外出を控えて引きこもるオストメイトも少なくありません。

緊急時・災害時の備え「病院と店舗の情報」

オストメイトは、腹部に便や尿の排泄口(人工肛門や人工膀胱:ストーマ)を持ち、常時、便や尿を受けるためのストーマ装具を装着しています。そのため、緊急時や災害時などにおいては、ストーマ装具を取扱っている店舗やストーマ専門外来を設置した病院の情報が 重要です。また、急なストーマ装具の必要性や外来受診に備えて、ストーマカード(ストーマに関する情報を記載したカード)を常時携帯しておくことが重要です。しかしながら、ストーマ装具を取り扱う店舗やストーマ専門外来を設置した病院の情報は、欲しい時にリアルタイムに手に入れることは困難です。また、ストーマカードについては、携帯率が低く、急な外来受診に際して、円滑な医療の提供が困難になる可能性があります。
患者さんが欲しい情報を一元的に見ることができないか?
情報化社会の促進で、世の中には膨大な情報が溢れています。そんな中から、自分にとって重要な情報を選び出すことは容易ではありません。病気や薬の情報、勉強会やセミナー開催のお知らせ、災害時の対応方法などの情報を、一元的に確認できればとても便利ではないでしょうか?

そこで「オストメイトなび」!
このアプリケーションでは、オストメイトが抱える悩みや課題を解決するための機能を搭載しました。これらの機能によって、気軽に外出できる安心の環境づくりに貢献します。
~オストメイトなび~
〇アプリ名:オストメイトなび
〇対象者:
オストメイト、オストメイトの家族、医療従事者、ストーマ装具取扱店舗職員、ストーマメーカー、その他医薬・ヘルスケアメーカー、自治体職員、他
〇機能:
①オストメイト対応トイレの検索
②ストーマ外来設置病院の検索
③ストーマ装具取扱店舗の検索
④ストーマカード (患者カード)
⑤緊急・災害時の対策マニュアル (開発中)
⑥オストメイト関連サイト情報の配信 (開発中)
⑦オストメイト関連セミナー等の開催情報配信 (開発中)
⑧ストーマ装具関連商品情報の配信 (開発中)
〇アプリの種類:医療・ヘルスケア
〇デバイスの適用:iPhone, iPad mini, Android携帯
〇言語:日本語