外出により生まれる“生活の中にある新たな楽しみ”との出会い。


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金島 裕樹

(公社)日本柔道整復師会/(公財)柔道整復研修試験財団/かきの樹はりきゅう整骨院/慶應義塾大学大学院

2001年、世界保健機関(WHO)によって、国際生活機能分類(ICF)が提案されました。これは、国際障害分類(ICIDH)において、機能障害、能力障害、社会的不利という視点で考えられていた障害の理解を新しくしたものです。ICFは、生活全体を「健康状態」、「心身機能・身体構造」、「活動」、「参加」、「環境因子」、「個人因子」という6つの領域から捉える考え方です。障害や疾病の有無に関らず、すべての人に適応できます。そして、新しい考え方として、環境面の影響も含めて生活機能を把握しています。例えば、松葉杖をついている人の環境を想像してみて下さい。自宅がバリアーフリーで温かな家族をもつ人と、エレベーターのないアパートの5階に独りで住んでいる人とでは、生活の大変さに大きな差があることが想像できます。このプロジェクト「オストメイトなび」によって、トイレなどの問題から長時間の外出や旅行に制限がかかるという課題に対して、「環境因子」の改善により「望む暮らし」と「現在の生活」のズレをなくし、外出により生まれる“生活の中にある新たな楽しみ”をつくりだすお手伝いができたらと考えております。

#医療従事者 #柔道整復師

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